AndroidでFaceTimeを使うには

FaceTimeはAppleのサービスであり、Apple製以外のデバイスで、あるいは少なくとも1台のデバイスを所有していない状態でFaceTime通話を開始することは、まずありえません。FaceTimeの通話を開始できるようにする回避策はありますが、Appleによってブロックされてしまいます。しかし、Appleは、Apple製、非Apple製を問わず、どのデバイスからでもFaceTime通話に参加できるようにし、これにはAndroidを搭載したデバイスも含まれます。

AndroidでのFaceTime

AndroidではFaceTimeの通話を開始できませんが、Android用Chromeなどの最新のブラウザがインストールされていれば、FaceTimeの通話に参加することができます。ただし、iOS 15またはmacOS 12.0.1以降を搭載したApple製のデバイスから通話を開始することが条件となります。

AndroidでFaceTimeの通話に参加する

AndroidでFaceTimeの通話に参加するには、リンクが必要です。このリンクは、通話に招待した相手から送信されたものでなければなりません。

  • 共有されたFaceTimeリンクをタップします(FaceBookのアプリ内ブラウザなどで開くのではなく、Chrome for Androidなどのブラウザで開くのがベストです)。
  • 通話に参加する名前を入力します。
  • ブラウザがマイクとカメラにアクセスできるようにします。
  • 参加ボタンをタップします。
  • 通話に参加できるようになるのを待ちます。
  • Android版ChromeではFaceTime通話に参加でき、Android版Firefoxでもサポートされる可能性があります。Dolphinなどの目立たないブラウザは、通話に対応している場合とそうでない場合があります。同様に、デバイス/メーカー固有のブラウザ、例えばSamsungの携帯電話のブラウザを使用している場合、代わりにAndroid用のChromeをインストールすることをお勧めします。

    純正ブラウザが通話に対応しているかどうかは、そのブラウザのFaceTimeリンクにアクセスすることで確認できます。通話に対応している場合は、名前を入力するオプションが表示されます。

    結論

    FaceTimeは、ZoomやMicrosoft Teamsのようなビデオ会議ツールと競合しているわけではありません。FaceTimeは、Skypeのような個人的なビデオ通話ソリューションと競合しているのです。FaceTimeは、OSが制限されていても、通話品質が優れているため、トップに立つことができます。AppleがFaceTimeを独占しているのは、OSの強力な機能であることに加え、FaceTimeとiMessageの両方が、他のデバイスではほとんど提供されておらず、ハードウェアレベルでも強制されていない暗号化を提供しているためです。FaceTimeがAndroidで動作するのは良いアイデアかもしれませんが、iPhoneやMacからFaceTimeで通話する際にユーザーが期待するのと同じレベルのプライバシーを提供できないデバイスは、製品自体を劣化させることになります。

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